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Junior Chamber International Okawa
一般社団法人 大川青年会議所 2018

理事長所信



一般社団法人 大川青年会議所
第49代 理事長

鵜川 秀樹

はじめに

私たち大川青年会議所(以下大川JC)は1969年、先輩諸兄の熱き志と、関係各位のご協力とご支援により創立されました。以来48年間、「修練・奉仕・友情」の三信条のもと、明るい豊かな社会の実現をめざし、様々な運動、活動がなされてきました。
 私たちは、先輩たちが築き上げてこられた歴史や伝統を誇りにすると共に、心から感謝し、未来を見据えた新しい可能性を創出し、大川JCを今後さらに社会的存在価値の高い組織へと進化を遂げなければなりません。
 
この歴史ある大川JCが、この地域に必要な強い組織として存在できるよう、個々が青年として、JAYCEEとして常に学ぶ姿勢を忘れることなく、人格形成に努めてまいります。
 
JC運動、活動を通じて学び、様々な経験を積むことによってより青年らしく、旧習に囚われない斬新な発想と、市民意識変革の能動者としての気概を持ち、まず私たちが率先して行動してまいります。

心と心をつなぐまちづくり

 大川JC45周年の際に『アクションプラン2014』として、「ふるさと協働運動」、「環境問題への取り組み」、「災害時におけるボランティアネットワークの構築」を提唱いたしました。それから3年間、様々な事業を行いながら行政、各種団体、そして市民のみなさまに向けて運動・活動をしてまいりました。今後、我々が想い描く運動をさらに浸透させるべく、未来のこのまちのためにつないでいくことを常に意識し、愛する郷土のために青年らしく行動していまいります。
 
昨年、身近で起きた九州北部豪雨災害。私たちの身近なところで被害が出ました。このことを教訓に、JCとして、もしもの災害に備えてできること、起きてしまった時にできることを、地域と連携して防災、減災に取り組める体制を強化してまいります。
 
JCは単年度制でその年度ごとで組織・役職・役割は違いますが、私たち大川JCと行政や地域のみなさまと、お互いの顔と顔の見える関係をさらに強固なものにし、この地域の問題や課題を共有し、大川JCとしてすべき、人と人、心と心をつなぐまちづくりを展開してまいります。


まちの未来につなぐひとづくり

 近年、インターネットやスマートフォンの普及により、いつでもどこでも得たい情報が得られるようになり、便利で快適な世の中になりました。しかし、そこには正しい情報もそうでない情報も混在しているように思います。また、SNS等により顔を合わせなくてもコミュニケーションが容易に取れるようになりました。便利になった半面、人と人との心の通ったコミュニケーションは薄れてきているように思います。
 大川JCではこれまで青少年育成として、その時々の課題やこのまちの魅力や歴史教育などにより、愛郷心を育む事業として未来人スクールを行ってきました。本年度は選挙権が18歳に引き下げられてから3年目を迎えます。若い世代にもっと政治に関心を持たせるため、また、地方創生に求められる人材育成として、子どもたちがこのまちの将来のことを想い、顔と顔を合わせ、議論し合える場を作り、この地域の大人も子どもも一緒になって未来につなぐ青少年育成事業を行ってまいります。

次世代につなぐ同志の拡大と資質向上

 JCはいつの時代も青年の学びの場であり、その時その時にしかできない貴重な体験を通じて出会う同志と切磋琢磨して成長し合える素晴らしい組織です。人としての資質向上、青年経済人である経営者としての資質向上のチャンスを与えてくれるのがJCです。
 しかし、近年、全国的な会員の減少に歯止めがきかず、本会議所も会員の減少が問題となっております。経験者不足による組織力の低下を招かないために、共に運動・活動を行っていく同志を拡大し、その時、その時にしかできない貴重な体験をより多くのメンバーにしていただきたいと強く願います。真剣に取り組んだ経験は、自分自身の今後の人生に大きな力となり、必ず市民の皆さまの心とつながっていくものと確信しております。ここで学び得たものを企業だけでなく、家庭や地域に活かし、明るい豊かな社会の実現につなげてまいります。

つなぐための組織運営と広報活動

これまで大川JCは時代に則した組織運営がなされてきました。この長い歴史の中にたくさんの知恵やノウハウが資料として残っています。この財産を受け継ぎ、効率的かつスピーディな運営を行うために、デジタル化やデータベース化し、情報の精査、共有を行い、次世代によりよい形でつないでいく必要があります。
 情報が整備された中で行う組織運営は、私たちの想いやビジョン、運動・活動の目的を行政や市民のみなさまに明確に伝えていく基盤になります。これらを用いてインターネットやSNS等を活用した広報を行うことはもちろん、ペーパーレスな広報だけではなく適材適所の方法を用いて広く市民のみなさまに知っていただける広報を行います。

人と人をつなぐ出向者支援

 出向は他のJCメンバーと交流し、運動を進める中で新たな発見やLOMだけでは経験できない貴重な体験を重ね、自身のスキルの向上だけでなく、多くの人と関わり、沢山の出会いがあります。LOMを代表して挑戦してくれる出向者の活動内容をLOMメンバー全体で理解し、仲間同士でつながる意識を持って支援する姿勢が大切であると考えます。
 出向を通じてつながる人と人との縁、絆を出向者のみならず線と線から面と面へと強固なものにし外部から得られる情報やノウハウをLOMに蓄積し、後世につないでいきます。

創立50周年へ向けた準備と姉妹締結45周年

大川JCは2019年に創立50周年を迎えます。45周年で提唱した『アクションプラン2014』を検証し、社会情勢と地域ニーズに合わせた新たな方針を発表するための調査と準備を行ってまいります。
 また、本年は台湾・基隆國際青年商會と姉妹締結45周年を迎えます。45年の歴史に思いを馳せ、より一層絆を深めると共に、交流をとおしてお互いの発展につなげてまいります。 さらに、本年度は第68回JCIアジア太平洋会議(ASPAC)が鹿児島、第67回全国大会が宮崎で行われます。九州が国内外から注目されている今、私たちも同じ九州の同志としてしっかり参加し、協力してまいります。


むすびに

 ものごとの見方として、平坦で楽な道より、険しく辛い道の方に達成感があり、大きく成長できると思います。「人生は辛いことの方が多い」とも言われていますが、それは成長しようとするとき、成長しようとしているからこそ、通る道なのではないでしょうか。そこには自分ひとりではなく、JCを通じて知り合った仲間もいます。縁あって出会った仲間とのつながりを大事に、何事にもチャレンジしていきましょう!